AIなどテクノロジーの進化により視覚障害をお持ちの方が「安心して外出できる」「レジャーをより一層楽しめる」ためのアプリが数多く開発されています。
今回は、その中でも厳選するオススメアプリを紹介してまいります。
1.視覚障がい者向けのQRナビゲーションシステム”shikAI(視界)”
shikAiは、視覚障害をお持ちの方が駅構内を安全に移動できることを目的としたアプリです。
アプリはスマートフォンでダウンロードします。
駅構内の点字ブロックにQRコードが貼り付けてありますので、それを読みとると周辺の音声ガイドが流れます。
2021年10月現在、導入している駅は都内に8駅となっています。
今後、順次導入する駅を増やしていくようです。
2.映画の音声ガイドが聴ける”HELLO! MOVIE”
HELLO!MOVIEは、スマートフォンを利用して映画館で字幕や音声ガイドで楽しむことができるアプリです。
事前にアプリから鑑賞する映画をダウンロードし、映画館で映画が始まる前に起動させます。
HELLO!MOVIEは、たくさんのシアターで上映されるメジャーな映画を楽しむことができます。
一方、知る人ぞ知る映画については、”UDCast”というアプリを使用することで映画の字幕や音声ガイドを使うことができます。
HELLO!MOVIE: https://hellomovie.info
UDCast: https://udcast.net
3.信号の待ち時間の確認や青信号の延長要求も可能!?”信GO!”
信GO!は、歩行者信号の情報をスマートフォンで表示するアプリです。
高度化PICSという警視庁が推進する「歩行者等支援情報通信システム」が設置された交差点で使用することができます。
機能としては、①PICSが設置された交差点に差し掛かると音声や振動で知らせてくれます。②交差点の歩行者信号を確認することができます。また、青信号の残り時間や青信号への待ち時間を確認することができます。③操作することで、青信号の延長要求を行うことができます。
現在、宮城県、静岡県で導入されているほか、2021年3月には福岡市内でも導入されています。
https://www.signal.co.jp/wordpress/wp-content/uploads/2021/04/9_20200424_pics.pdf
以上、視覚障害をお持ちの方へ外出・レジャー時に役立つアプリを紹介しました。
今後も情報を発信していきますのでお楽しみに!!
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