今回は、西日本を中心にさまざまな地域で自治体・企業・地域住民が力を合わせ取り組まれる買い物支援をご紹介します。
目次
1、福岡県大野城市が取り組む買い物代行「ごきげんお届け便」
「ごきげんお届け便」は、大野城市・イオン大野城店・パートナーシップ活動支援センターの3社による共働事業です。市内にあるイオン大野城店と連携し買い物が難しい方に対して、買い物を代行し自宅まで商品を届けてくれる取り組みを行なっています。
注文は電話やFAXで受付、自宅まで配達してくれます。『インターネットが使えない方』でも安心して買い物をすることができます。
土曜日・日曜日・祝日などはお休みとなります。
「ごきげんお届け便」を利用するには登録が必要です。
▼のURLからチェック
http://onojo-com.info/higashi/otodokebin.pdf
2、福岡県福岡市が取り組む「福岡100パートナーズ 買い物支援」
福岡100パートナーズ
福岡市は、福岡100パートナーズという取り組みの中で、買い物弱者に対して買い物支援の取り組みを推進しています。
福岡市では、その地域のニーズや困りごとに対して、『買い物先への送迎』『臨時販売所の開設』『移動販売車』『宅配』の4つを軸として支援を行なっています。
以下実例を紹介します。
福岡市東区の買い物支援
▼のガイドブックより、欲しい商品を選びお店へ連絡するだけで自宅まで届けてくれます。
https://100.city.fukuoka.lg.jp/wp-content/uploads/2021/02/1-東区買い物支援ガイドブック.pdf
福岡市博多区の買い物支援
▼のガイドブックより、欲しい商品を選びお店へ連絡するだけで自宅まで届けてくれます。
https://100.city.fukuoka.lg.jp/wp-content/uploads/2021/02/2-博多区買い物支援ガイドブック.pdf
その他の事例はこちら
3、愛知県初 春日井市の公民連携による移動販売事業「道風くん」
春日井市では、春日井市・観光コンベンション協会・地域拠点のスーパーが3者協定を結び、移動スーパーマーケット「道風」をスタートさせました。
春日井市は、名古屋市のベッドタウンとして発展し、現在は、大規模団地などでの高齢化が拡大しています。また、高齢化が進むにつれて、買い物環境が急速に悪化したことで市が取り組みをスタートしました。
販売は週2回(地域によっては1回)実施されています。
https://www.shimizuya.co.jp/shop/301/index.html
4、兵庫県神河町が取り組むスーパーの再生と開店「寺前楽座まちの灯り」
兵庫県神河町では、唯一地域に残るスーパーが閉店することで、地域の高齢者を中心に買い物に対する不安の声が広がりました。
そこで、地元企業と住民が資金を集め新たな運営会社を設立しました。それが、「寺前楽座まちの灯り」です。
余談ですが、店長は、住民の推薦により前店舗の店長が務めているそうです。
「まちの灯り」は、買い物ができるだけでなく、地域の交流スペースとしても活用されているそうです。
以上、さまざまな地域での買い物支援の取り組みをご紹介しました。
今後も他の地域の買い物支援の取り組みをご紹介します!!お楽しみに!!
この記事へのコメントはありません。