ベィmagazineを読んでみた!

ここでは、理学療法士が作る旅行情報雑誌「ベィmagazine」を紹介します

1.ベィmagazineって何?

皆さん、ベィmagazineをご存知ですか??

ベィmagazineは、「車いすの人でも旅行にいけるの?」、「身体の不自由という理由だけで”旅行”というエンタメを奪って良いの?」という疑問を解決するため、【旅するための知識の提供(ユーザー側と旅館側へ)】、【車いすの人への情報提供・拡散】、【旅館やホテルへの情報提供と改善案の提供】、【わかりやすい雑誌を作り一般世間への認知】を目的とした、理学療法士が作る旅行雑誌です。 詳しくはHPから

ベィmagazineが目指す【車いすユーザーの方でも旅行というエンタメに行けるという自信をつけるために背中を押したい】という思いにとても共感するものがありました。

2.ベィmagazineを読んでみた!

今回、ベィmagazineのVol.2(2019.September)、Vol.3(2020.February)を読みました!!

Vol.2は、「雨の日でも行きたい!大切な人と公園デート」と題して、”すみだ水族館”、”スカイツリー”、”表参道ヒルズ”といった王道のデートスポットから、”浅草寺”、”明治神宮”、東京駅”といった日本を代表する観光スポットを紹介しています。

本誌では、編集者である理学療法士が実際に車いすを駆動し、施設内の段差やスロープ、最大の障壁となるであろうトイレといった環境設備が詳細に記されています。

まさに、理学療法士の専門性を存分に活かしながら《痒いところにも手の届く》内容だと感じました。

また、随所にQRコードが添付されており、動画を見ながらよりわかりやすくイメージすることができます。


Vol.3では、日頃から車いすを利用する当事者の方がモデルとなり、”横浜中華街”、”赤レンガ倉庫”、”横浜ランドマークタワー”、”コスモワールド”といったこちらも日本を代表する観光スポットである横浜の街を探索しています。

横浜は、美味しい食べ物やオシャレなショッピング街、そして何といっても夜景がとっても綺麗です。

本誌では、そんな横浜の街を色鮮やかに切り取っており、すぐにでも遊びに出たい気持ちに駆られると思います。(Vol.2と同様バリアフリー情報も多数掲載されています!!)

Vol.3では、ベィmagazine初となる車いすユーザーの方がモデルとなり観光スポットを案内してくれています。

そして、本誌の中では、モデルとなった車いすユーザーの方のインタビューも掲載されており、その中で、「外は出たもの勝ち。出ちゃえば良いと思う。意外と出てみたら世の中優しかったし、障害をバカにする人はいないよ。」という言葉があるのですが、これは多くの車いすユーザーの方に広がってほしい言葉だと感じました。インタビューの内容はこちら (YouTubeチャンネルベイマガチャンネルより)


雑誌には、観光スポットの案内だけでなく、外出時のお役立ちグッズや車いすの紹介、人気YouTuberで理学療法士のオガトレさんによる車いすでできるストレッチ(動画はこちら)など車いすユーザーの方にはとてもためになる情報が多く掲載されています!

3.ベィmagazineを読んだ感想

ベィmagazineを読んだ感想は、、、

とっっっっても読み応えがあり、充実した内容でした!!

雑誌からは、車いすユーザーの方に〈楽しんでもらうんだ!!〉〈外に出る勇気を持ってもらいたい!!〉という思いがひしひしと伝わりました。

そして、本誌の内容は、観光スポットの案内や多くの景色などの綺麗な写真は車いすユーザーのみならず、多くの方に満足していただけるのではないかと思います。

4.終わりに

ベィmagazineは、車いすユーザーの方が【外に出たくなる】、【外にでる勇気をもらえる】、【外に出た時の困りごとが解決できる】情報がたくさん詰まった雑誌でした。

ベィmagazineの情報は車いすユーザーだけでなく、それを支える医療・介護・福祉職の方、そして多くの一般の方に満足してもらえる内容だと思います。

ぜひ皆様も一読してみて下さい。


ベィmagazine購入はこちら 

ベィmagazineのHPはこちら

YouTubeチャンネル べィマガチャンネルはこちら


※この度、雑誌を提供していただきましたベィmagazineご意見番の金榮香子様に感謝致します。

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