外出をする際、「外出先に車いす用のトイレはある??」、「目的地はバリアフリーになってる??」といった不安な気持ちをお持ちの方は少なくないと思います。今回は、そのような方に向けて外出時に役立つであろうアプリをご紹介します。
目次
1、【Google マップ】のバリアフリー機能
皆さま、Google マップは普段利用されていますよね??
『Google マップ』では、目的地のバリアフリー情報を確認することができます。
Google マップのアプリを開き目的地を検索すると「入り口」、「トイレ」、「座席」、「駐車場」などバリアフリー設備がなされているか?を出発前に確認することができます。
※店舗側が情報を登録している必要があります。
Google マップのアカウント設定をバリアフリーに変更することで機能を利用することが可能です。
詳しくは、こちらをご参照下さい。
2、駅のバリアフリー情報が分かる【えきペディア】
駅構内は「入り組んでいて迷路のよう」、「階段が多く車いすで移動することができない」、「エレベーターが見つけられない」と多くの障壁を感じることがあると思います。
『えきペディア』では、そのような不安を解消するため、駅構内のバリアフリー情報を提供しています。
機能としては、構内を車いすで移動できるルートを地図で確認することができます。他にも、エレベーターの位置やトイレの位置も確認することができ、構内の地図はセブンイレブンでプリントすることも可能です(1枚A3で280円)。
サイト内では、改札口や通路、多目的トイレなど駅構内のバリアフリー情報を写真で確認することができます。事前に多目的トイレの中を確認できるため、安心して駅を利用することができます。
詳しくは、こちらをご参照下さい。
3、バリアフリーなルートや車いす用トイレが確認できる【WheeLog!】
実は、屋外を車いすで走行することは、とても不便で危険を伴うことをご存知でしょうか??
「斜面がきつくまっすぐ走行できない」、「歩道が狭く車いすでは通れない」など、このような場面は多く存在します。
そのような時に活用できるのがスマホアプリの『WheeLog!』です。
wheeLog!は、目的地のバリアフリー情報を確認できるとても便利なアプリです。wheeLog!の特徴は、アプリを利用する車いすやベビーカーを使用するユーザーが情報を提供してくれるところです。
wheeLog!の便利な機能をいくつか紹介します。
まずは、《走行ログ》です。車いすやベビーカーを使用するユーザーが走行した経路を記録してくれる機能です。アプリ内の地図を利用して一目で経路を確認することができます。
次に、《つぶやき》です。これは、実際にその場所(トイレ、経路、店舗など)を利用したユーザーがつぶやいた情報をみることができる機能です。バリアフリー情報だけでなく、店舗の使用感やその時の気分など様々なつぶやきをみることができ、リアルタイムを楽しむこともできます。
ユーザーが情報を提供することで情報がアップデートされるため、一緒にアプリを作っている気持ちにさせてくれます。
ぜひ皆様もwheeLog!アプリをダウンロードしてみて下さい。 詳しくは、こちらをご参照下さい。
wheeLog!の担当者にその思いを聞いてみました。こちらの記事も併せてご覧ください。
4、目的の宿泊地や飲食店のバリアフリー情報が確認できる【Bmaps】
『Bmaps』は、目的スポットのバリアフリー情報や店舗情報を確認できるアプリです。
Google マップとも連動しており、「入り口の段差」、「バリアフリートイレ」などのバリアフリー情報はもちろん、Wi-Fiの有無、コンセントの有無、ペット同伴の可否など店舗を利用する際に必要となる情報や口コミも知ることもできます。
wheeLog!同様、ユーザーが情報を提供する形となっていますが、まだ情報量としては少ない印象です。
ぜひ、「Bmaps」アプリをダウンロードして試してみて下さい。
詳しくは、こちらをご参照下さい。
以上、外出時に役立つアプリを紹介しました。
ここで紹介したアプリを外出前に活用することで、外出の障壁が少なくなることが期待されます。多くの方々がアプリを活用して、楽しく、安全、安心な外出が行えますように!
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